豊岡演劇祭のフリンジのフリンジ団体として、但馬地域において公共と芸術の接続可能性を模索することを目的に2020年に発足した『遊学生』への出演です。

2021年4月に団体有志が豊岡に滞在し、杞柳・鞄産業の歴史と現在、また豊岡市内各地域の風土につ

いて行った調査・取材をもとに制作したものです。鞄/行李という、人々の生活に溶け込みながら、

体の使い方や移動のありかたにひっそりと、しかし力強く影響する主題のもと、1300年以上もの間

それを育んできた豊岡地域の方々に支えられ、上演されました。

※当初は豊岡市内3ヶ所(国登録有形文化財・大石家住宅、とゞ兵・大広間、ひょうご持続可能地域づくり研究所)にて上演予定でしたが、COVID-19の流行により公演中止および東京での公開収録へ切り替え

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〈クレジット〉 原案:中谷勇輝 脚本・演出:岩田奎 演出補佐:前田旺志郎 出演:有吉玲、今宿未悠、小牧薫子、高以良光祐、平野杏樹、前田旺志郎、山本風路 音楽:masunoji「Cloud Coming」 制作総指揮:中柴智貴 制作:石井彩和子、河村若奈 制作補佐:増田和、塚原圭吾 映像記録:井出明日佳 宣伝美術:nigeba 監修:鈴木寛、木許裕介、中貝宗治

共催:(一社)豊岡アートアクション 取材協力(五十音順・敬称略):(株)足立、アトリエ嘉玄、植村美千男のかばん工房、小田井縣神社、たくみ工芸(伝統工芸士・寺内卓己)、デコンプ ラボラトリー、Toyooka KABAN Artisan School、松井敬代、maison def 協力(五十音順・敬称略):大石俊彦・玉子(大石家当主)、(一社)ひょうご持続可能地域づくり研究所、(一社)社会創発塾